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フルバランス回路、DC カップリングの“X-Amp”テクノロジーは表現力豊かで、重厚さと繊細さを併せ持つ同社独自のアンプ技術です。ゴールド・プレーティング・リレーと高精度抵抗器の 60 ステップのレジスター・ネットワーク・ボリュウムの採用により、音痩せの無い理想的な音量設定が出来ます。
信号経路上の一切のカップリング・コンデンサを廃した「DC カップリング」としたことにより、位相シフトが無く空気感の再現性や空間表現力に優れたプリ・アンプです。

プリ・アンプとしては贅沢な 50VA トロイダルコア・トランスと総量 55,000μF フィルター・コンデンサ群の電源部を持ちます。
また全てのパーツは厳選された物のみを使用しています。それらを手作業で慎重に組み上げていくことで、力強さと繊細さを持った音色と、静寂感、奥行感に余裕のある音場を表現できます。

組み合わせるソースに応じて、入力感度を±6dB の範囲で個別に設定する事が出来ます。高音質のトーン・コントロールを内蔵しており、低域（±10dB）・高域（±14dB）のチューニングが可能です（バイパス可能）。

入力系統はバランス（XLR）3 系統、アンバランス(RCA)2 系統の合計 5 系統が用意され、出力はバランス１系統、アンバランス２系統（１系統は TAPE 出力）を備えています。またサラウンド入力端子を装備しており、ボリューム及びトーン・コントロールをバイパスしたスルー出力が可能なため AV アンプなどのマスターボリュームを使用したホームシアターシステムへの組み込みが容易に可能です。

アナログ・レコードへの対応アナログ・レコードプレイヤーを接続する場合の MC/MM フォノイコライザー・モジュールもそれぞれオプションでご用意しております（Phono MC の場合の入力インピーダンスは 100Ωで、Phono MM の場合の入力キャパシタンスは56pF/47kΩとなっております。）。